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伝統

どうも

 

「弁当忘れても傘忘れるな」

 

そんな格言があるサムネのような鉛色の空の街で

育ったきた金曜日担当・CAM課山森です

 

 

 

 

 

 

この上記の格言は 金沢を含む北陸地方に伝わるもので

 

年間を通じて雨や雪が多く 一日のうちに曇り、雨、雪‥‥

 

と目まぐるしく変わっていく

この地方の天気を言い表したものですね

 

 

 

 

そこで今回は、

 

 

 

そんな一色に染まる金沢の冬景色にそっと彩りを添える

 

 

金沢が世界に誇る伝統工芸を紹介させて頂きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金沢市・千日町にある「松田和傘店」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元目を抜きにしてもこれほど”美しさ”と”実用性”を

 

兼ね揃えた工芸品はないのではないか?

と思います・・・

 

 

 

 

 

ちなみに金沢和傘の最大の特徴は?

と尋ねてみると

 

”頑丈さ”

 

と少し意外な答えが返って来ます

 

  

 

 

ですが、

地元民が考えると

なるほど!と思う答えであり、

 

 

 

理由は、 

 

金沢は雨が多いだけでなく、水分を多く含む重い雪が降るため

その重さに耐えられるよう頑強に作られているそうですね

  

 

手入れさえしておけば

四半世紀は持つとのこと・・・

傘の耐用年数とは思えませんねw

 

 

 

 

 

またザックリ和傘と洋傘の違いも書きますと

 

 

 

 

 

このように洋傘と違い、内に巻き込むように折りたたむことや

 

 

 

 

差さずに持ち運ぶ際は、束ではなく吊るしている上の天井部分を持つ

というのが大きな違いのようです

 

 

 

 

 

 

 

 

ただこの美しい金沢和傘を作るお店は

 

最盛期には118軒もあったそうですが

 

現在ここ1軒を残すのみとなっています・・・

 

 

 

 

 

諸説あるのですが、

 

 

”傘”という字の中に”人”という字が

多く入っているのは

 

この和傘というもの本来は分業制で

 

約40もの工程を経て、1本を作るため

 

”人”手が沢山必要なためこの字のようになったとの事

 

 

 

それに対して後継者不足や洋傘の普及で

 

お店の数も減っていったとのことです

 

 

 

 

 

 

もし金沢に足を運ばれることがあれば、

 

金箔や21世紀美術館、ひがし茶屋街もいいのですが

 

いまや全国的にも少ない、かなりレアな和傘を扱う

 

 

片岡愛之助さんの奥様もご愛用で有名な

 

 

 

 

 

 

この「松田和傘店」もぜひ覘いてみてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、

 

今週は私の家のご近所さんを勝手にステマ乙でしたw

 

 

 

では皆様よい週末を