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ジャパンカップの思い出 1

こんにちは、CAD課吉田です。

 

 

先日、夏日を記録したところでしたが今週末には冬型の気圧配置となり、ようやくこの時期らしい天候となってきました。

 

 

事務所内でも冷房をつけたり暖房をつけたりで、私の脇の扇風機もしまい時に迷いました。

 

 

秋を一気に越え冬突入となりそうですが、このあとも20℃くらいになる日もあるようです。

 

 

体調管理が難しそうですが、皆様しっかりご自愛ください。

 

 

競馬の方でも秋のGⅠ後半戦に入り、年末の『有馬記念』ファン投票も始まり、年の瀬の訪れを感じてしまいます。

 

 

もう『有馬記念』!?

 

 

毎年、『有馬記念』のための資金を作ろうと色々と画策はしていますが、思い通りになった年は残念ながら記憶にありません。

 

 

いよいよ来週は『ジャパンカップ GⅠ』、1981年に創設された日本初の国際招待GⅠレースです。

 

 

その名が示す通り世界各国から強豪が集い、幾多の名レースが繰り広げられてきました。

 

 

最初の10年くらいは外国馬が圧倒的な強さを見せつけていましたが、それ以降は日本馬も台頭し、近年は日本馬が連勝中です。

 

 

ですが、実状は招待レース(JRAが出走する外国馬の諸費用を負担)にも関わらず、海外からの参戦が少ないのが日本馬連勝の大きな要因です。

 

 

外国馬参戦が無い年もあり、あっても実績が乏しい馬しかいない年もありました。

 

 

私が始めた頃には半数以上が外国馬というのが普通でしたが、同時期の国際レースの多様化もあり、このようなことになってしまっています。

 

 

今年も出走を予定している外国馬は2頭と少なく国際色は薄いですが、今年の日本馬の筆頭格2頭が出走予定で、大注目となりそうです。

 

 

私は過去に2度観戦に行っておりますが、どちらも感動的なレースでした。

 

 

2021年、この年の『ジャパンカップ』は前年の3冠馬「コントレイル」の引退レースでした。

 

 

明けて4歳となったこの年は、春と秋のGⅠに出走するも惜敗が続き、3歳のような快進撃とはいかずもどかしい状況でした。

 

 

しかし、主戦の福永騎手はこの馬が一番強いという信念で、この引退レースに挑みました。

 

 

結果は自身が騎乗していたこの年のダービー馬を退け、2着にも2馬身の着差をつける完勝でした。

 

 

ゴールを過ぎてからウイニングランのために正面スタンドまで引き返してきますが、ゴーグルをしてても鞍上の目には光るものがあることがうかがえました。

 

 

最後のレースという寂しさもあったかもしれませんが、それ以上に真の強さを見せつけて引退の花道を飾るというプレッシャーから解放されたためでしょう。

 

 

こちらも胸にグッとくるものがありました。

 

 

堅めの結果となり馬券的には残念なこととなりましたが、めったに味わえない瞬間に立ち会えた事は大切な思い出となっています。

 

 

今週は土曜日に『東京スポーツ杯2歳ステークス GⅡ』、日曜日に『マイルチャンピオンシップ GⅠ』が行われます。

 

 

第40回 マイルチャンピオンシップ GⅠ 京都 芝1600m

◎ エルトンバローズ

○ セリフォス

▲ シュネルマイスター

△ ソウルラッシュ

△ ナミュール
 
△ レッドモンレーヴ

△ ダノンザキッド

 

 

今週もルメール騎手とノーザンファームの連勝となるのでしょうか?

 

 

堅めのGⅠレースが続いていますが、そろそろ少しは波乱が起きても・・・と淡い期待を抱いています。

 

 

20歳未満の方の馬券の購入及び譲渡は法律で禁じられております。

では、また来週。