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天高く馬肥ゆる秋

こんにちは、CAD課吉田です。

 

 

夏のローカル開催が終わり、今週から中山・阪神の秋競馬が始まります。

 

 

このタイミングで一気に秋を感じると共に、来月から始まるGⅠラッシュにワクワクしてしまう競馬ファンも多いのではないでしょうか?

 

 

もちろん私もそのうちの一人です。

 

 

そのGⅠ奪取を目標にこの暑い夏に休養をしてきた馬もいれば、その舞台に立つために休まず出走を続けてきた馬もいます。

 

 

中でも3歳馬は、この夏を超えて急成長することが多いです。

 

 

人間でいえばちょうど高校生ぐらい、ほぼ体が出来上がってくる年頃です。

 

 

春にはGⅠレースに出走すら叶わず、夏に実績を積み頭角を現してきた馬を『上がり馬』と呼びます。

 

 

来月には3歳馬にとって最後の1冠となる『秋華賞』『菊花賞』がありますが、その上がり馬がここを勝ち、のちに活躍したのも多く見てきました。

 

 

まさに「天高く馬肥ゆる秋」です。

 

 

この言葉は天気が良く、食べ物も美味しく過ごしやすい秋の様子を表し、挨拶の冒頭などによく使われるものです。

 

 

しかしこの言葉の由来は全く違う意味であることをご存知でしょうか?

 

 

これは中国の故事によるもので、「秋になると肥えてたくましく育った馬に乗って敵が攻めてくるから警戒しなさい」ということだそうです。

 

 

現代の日本ではこのようなことはほぼ非現実的ですが、食欲の秋ということで欲望の敵には負けないよう気を付けておきたいところですね。

 

 

今週は土曜日に『紫苑ステークス GⅡ』、日曜日には『セントウルステークス GⅡ』、『京成杯オータムハンデ GⅢ』が行われます。

 

 

『紫苑ステークス』『セントウルステークス』は約1ヶ月後に行われるGⅠレースのトライアルレース(優先出走権を賭けたレース)になります。

 

 

その『紫苑ステークス』は今年からGⅡに格上げとなった3歳牝馬のレース、より高レベルの戦いが期待されます。

 

 

春の2冠馬『リバティアイランド』を打ち負かす乙女がここから現れるのでしょうか?

 

 

第37回 セントウルステークス GⅡ 阪神 芝1200m

◎ アグリ

○ スマートクラージュ

▲ エイシンスポッター

△ ビッグシーザー

△ ピクシーナイト

△ モリノドリーム

△ ボンボヤージ

 

 

20歳未満の方の馬券の購入及び譲渡は法律で禁じられております。

では、また来週。